Stenocactus crispatus 実生記録

crispatus

 Stenocactus crispatusの実生記録です。
播種日:2022/04/21
更新来歴:
・「基本情報」、「播種」、「発芽から1ヵ月後」の項を追加

Contents

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基本情報

 ステノカクタス クリスパツス( Stenocactus crispatus )の基本情報です。主にLLIFLEの情報を参考としています。

  • 属名:Stenocactus (旧:Echinofossulocactus)
  • 種名:Crispatus
  • 和名:竜玉
  • 原産国:メキシコ北部および中央部(Hidalgo/Queretaro/Veracruzm/Oaxaca/Puebla)
  • 自生地:1500m~2600mの開けた森林
  • 特徴1:最も美しいサボテンの1つと言われている
  • 特徴2:非常に長い扁平な棘を持つ
  • 特徴3:濃いグリーンの体色と成長点付近の白いウールのコントラストが美しい

播種

 播種環境は、ダイソーの収納BOXに連結ポットを入れて、腰水としました。水槽用のヒーターで水温を25℃前後にキープして、夜間の温度対策を実施しています。用土は赤玉土(中粒) + バーミキュライト + 赤玉土(細粒)となります。室内でLEDライトを約12時間照射して発芽を待ちます。

発芽から1ヶ月後

 播種から約3日後から発芽が始まりました。6粒を播種して4粒発芽しました。

発芽時の様子

 発芽から約3週間経過すると、成長点付近に小さな棘が出てきました。発芽してから2週間ほどは室内でLED管理でしたが、棘が見え始めたのでベランダのラックに移しました。

約3週間後

3ヵ月目まで

 発芽してから約1ヵ月半後に植え替えを実施しました。「植え替えるたびに成長する」という格言を体感してみたいと考えたからです。頂点部に少し棘が生え始めたくらいの株ですが、溶けずに残ってくれることを祈りながら植え替えました。約10種類くらいの実生サボテンも同じ育苗箱にいます。植え替え後は腰水を中止して、霧吹きを朝と晩に実施するように変更しました。

植え替え直後の様子

 植え替え後は徒長を意識しすぎて日に良く当たる場所に置いたのですが、育苗箱に植え替えた実生のサボテン達は見事に全員赤くなりました。ただ、意外に溶けた株は数個程度でほぼ全ての株が生き残っています。6月からは置き場所を多肉棚の一番下にして日光を制限したおかげで、緑色が少しずつ戻ってきました。
 下記の画像は7月の初旬に撮影したときの様子です。成長点付近の刺が増えて、サボテンらしさが大分出てきました。このまま夏を乗り切って、秋への成長につなげて欲しいですね。

7月初旬の様子

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