オトンナ ( Othonna ) 実生記録

オトンナ

 オトンナ 属のOthonna coronopifolia、Othonna ciliata、Othonna triplinervia の実生記録です。コロノピフォリアとキリアータはヤフオクで落札した種子(海外輸入種子)、トリブリネルビアはTwitterのフォロワーさんから頂いた種子を播種しました。
播種日:Othonna coronopifolia、Othonna ciliata 2022/09/25
Othonna triplinervia 2022/10/12
更新来歴:
「基本情報」、「播種」、「発芽から半年の記録」を追加
2023/08/20 :「2023/08 夏の記録」を追加

Contents

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基本情報

オトンナ コロノピフォリア

 コロノピフォリアは調べても情報が少ないです。Othonna arborescensのシノニムとされることもあるようです。arborescensは灌木系のオトンナのため、コロノピフォリアも同様に灌木状に成長すると考えられます。

オトンナ キリアータ

 キリアータもコロノピフォリアと同様に情報が少ないです。オトンナは塊根を持つ種類が人気のため、塊根を持たない品種はフィールド情報くらいしか無い印象です。数少ない自生地の写真を見ると、草のようなオトンナのようです。

オトンナ トリブリネルビア

 オトンナの人気品種です。塊根状の根を持ち、ぽってりとした可愛いフォルムです。名前で検索すると色々と情報が出てきます。

播種

 オトンナは”低温湿潤管理”と呼ばれる方法で播種されることが多いようです。オトンナの発芽する時期は夜間に気温が下がり、雨も多めに降るとのことで、低温湿潤管理で自生地の環境に近づけて発芽を促しています。
 しかし、コロノピフォリアとキリアータは普通に播種しました。ペラルゴニウムを低温湿潤管理で播種したのですが、2週間ほど経過しても発芽していなかったからです。低温湿潤管理は初めての経験だったので、リスクを分散させる意味でサボテンと同様の方法で播種しました。
 一方で、トリブリネルビアは”低温湿潤管理”を試しました。コロノピフォリアは播種して2週間くらい経過してから発芽を始めたので、普通に播種しても時間がかかるなら”低温湿潤管理”を再度試そうと思ったからです。

発芽から半年の記録

オトンナ コロノピフォリア

 6粒播種して、約2週間で1粒発芽して、更に約5日後に1粒発芽しました。発芽率は30%という低い結果となりました。輸入種子で鮮度に問題があったのか、播種方法に原因があったのかは不明です。予想としては鮮度のように思います。発芽しなかった理由を他人のせいにしたいだけかもしれませんが。。。

発芽した様子

 発芽してからの生育は早いようで、約3週間で3号鉢の底から根が飛び出るようになり、1ヵ月半くらいには幹の木質化が見られるようになりました。葉の数も多く、旺盛に成長しています。冬型なので少し涼しい気温が良かったのかもしれません。1回目の植え替えを11月後半に実施しました。

1回目の植え替え後

 年末年始くらいから葉の元気が無くなり、新芽が小さくかつ歪な形で出てくるようになりました。しばらく原因を掴めなかったのですが、良く観察すると赤い虫が発生していました。オルトランを根元に播いたところ、1週間くらいで姿が見えなくなり、新芽のサイズも元に戻り始めました。今まで室内管理の鉢に虫は発生していなかったので油断していました。
 下記画像は最近の様子です。歪な葉は枯れていますが、新しい元気な葉が出てきています。夏は休眠するかもしれませんので、様子見て室内に取り込む予定です。

オトンナ キリアータ

 6粒播種して約1ヵ月ほどで1粒だけ発芽しました。発芽率はとても悪かったです。Twitterで播種している人を見つけましたが、その人も発芽していないようだったので発芽にコツがいるのかもしれません。

発芽時の様子

 キリアータも発芽後の成長は早いようで、コロノピフォリアと同じタイミングで植え替えを実施しました。根の成長は旺盛で、成長点から細長い葉もたくさん出ています。コロノピフォリアと同様に少し木質化が見られます。

1回目の植え替え

 キリアータに虫の被害は無く、茎を伸ばしながら成長点から多くの葉を出しています。根本付近から脇芽?が2つ出てきて、現在は3本となりました。色々な個所から分岐して成長するのか、茎は太くなるのか、色々と分からない品種ですので、これからも枯らさないように注意しながら成長を見守っていきます。

3月頃の様子

オトンナ トリブリネルビア

 6粒を低温湿潤管理で播種して、5日後には発芽が始まりました。最初の発芽から2週間以内に播種した種子は全て発芽するという好成績を収めました。鮮度抜群の種子をプレゼントしてくださったとの事で、鮮度の大切さを改めて実感しました。

 比較的涼しくて過ごしやすい気温が続いていたので、トリブリネルビアも発芽後の生育は旺盛でした。1ヵ月くらいで1回目の植え替えを実施して、3株ずつ2つの鉢に分けました。そして、成長の差を比較するために、室内と外の簡易温室にそれぞれ置きました。しかし、簡易温室の入り口を開け忘れてたために温室内が50℃近くまで上がり、外置きの鉢は全滅しました。11月でも小さい温室は温度上昇が激しいので注意が必要です。
 室内管理組は順調に成長して、年が明けた1月後半に2回目の植え替えを実施しました。酷い根鉢となり、葉に痛みが出始めていたためです。各々を独立させて、更なる成長に期待しています。

根鉢の様子

 下記は3月頃の画像ですが、株に対して大きな葉が出ています。葉の展開も旺盛で成長している感じが実感できて、育成が楽しいですね。

実生1号
実生2号
実生3号

2023/08 夏の記録

 オトンナ トリブリネルビア

 7月の後半頃に一番小さかった実生3号が休眠しました。小さいですが、ぷっくりとした小さい塊根から3つの枝が伸びています。

実生1号

 8月に入ると実生2号も休眠に向けて、葉が散り始めました。実生3号と同様の草姿ですが、少しサイズが大きいように思います。

実生2号

 一番成長の早い実生1号も8月の中頃から休眠に入りました。まだ、枯れた葉が取り切れていないです。葉が多くて分かりにくかったのですが、実生1号は枝が5本出ていて中央の一番太い枝は先端が分岐しています。2号、3号とは違う姿に成長していて、今後の成長が更に楽しみです。

実生3号

 休眠に入ったので、トリブリネルビア達は水やりを止めています。休眠する塊根植物を育てる事が初めてなので不安ですが、セオリー通りに葉の出始めを確認したら水やりを開始する予定です。

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