こんにちは、にゃーたです。今回は初心者が見様見真似でハオルチアの 交配 にチャレンジした記録となります。花が同時期に咲いたハオルチアがあったので、交配手順の勉強も兼ねて勢いで試してみました。
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交配 に使用したハオルチア
交配に使用したハオルチアはブログでも紹介したことのあるハオルチア キングギドラとピクタです。オス親がキングギドラ、メス親がピクタとなります。キングギドラのように大きい葉とノギが付くピクタが出来るのかなと予想しています。根拠はありませんが、全体的な形はメス親、特徴的な部分はオス親が優性なのかなと考えて、オス親とメス親を選んでみました。
ハオルチア キングギドラ
ホームセンターで購入したカクタスニシ産のハオルチアです。「ウィミー交配美種キングギドラ」という名称で売られていて、大きな窓とウィミー譲り?の毛が特徴となります。購入した時から既に花芽が出ていました。葉がベコベコだったので切るべきか悩んでいたのですが、たまたま似た時期に購入したピクタも花芽が出ていたので切らずに残しました。
画像は水やりを開始した後に撮影したので、葉の膨らみを取り戻しつつある状態です。新根もしっかり出ていたので安心しました。外葉の赤い部分はダメージを受けた名残ですね。花芽は交配後に切りました。
ハオルチア ピクタ
ホームセンターで購入したカクタスニシ産のハオルチアです。「ピクタ(川本大型x青木コントラスト) x ブルー13(小澤氏実生ピクタ)」という名称で売られていて、窓の白い斑点と黒い条理が特徴となります。こちらも購入時は葉の凹みが見られましたが、そこまで酷くならずに冬を越しました。花芽も購入時から出ていました。
ペットボトルカバーは保湿対策で付けています。キングギドラは水やり後に葉の膨らみが回復したのですが、ピクタの葉は凹んだ状態です。もう少し様子見ですかね。。。
交配 の手順
交配の手順はネットで調べました。もしかしたら、手順が足りない場合もありますので、あくまで私の実施した手順の紹介となります。交配に使用した花はオス親、メス親ともに咲いてから1週間くらい経過しています。
用意する道具
用意する道具はピンセット1本です。おしべは小さいので先が細い方が掴みやすいです。
1. 花びらを取り除き、おしべを露出させる
オス親とするハオルチアの花びらを取り除き、雄しべを露出させます。メス親の雌しべに確実に接着させるためには花びらが邪魔となります。
下図は使用した花の写真です。露出させたときの写真を撮り忘れたので。。。
2. 雄しべに花粉が付いていることを確認する
雄しべに花粉が付いていなければ意味がありません。雄しべの先端に黄色の塊が確認できれば大丈夫だと思います。良い写真ではありませんが、下記の写真の黄色い塊が花粉のついた雄しべとなります。
3. メス親の雌しべに擦り付ける
露出させた雄しべをメス親の雌しべに擦り付けます。ハオルチアは自家受粉しないのでメス親の雄しべは取り外す必要が無いそうです。私はメス親の雄しべを取らずにオス親の雄しべを擦り付けました。
下図はメス親の花です。メス親の花の中心にオス親の雄しべを突っ込みました。
4. 花の数だけ繰り返す
ハオルチアは一度に複数の花が付きますので、1~3の手順を繰り返して必要な数だけ交配させます。私はオス親の花が1つしか咲いていなかったので、1つの花の雄しべをメス親の複数の雌しべに擦り付けました。雄しべに付いている花粉の量も限られていますので、基本的にはオス親の花とメス親の花は1対1の関係が良いと思います。
交配 の結果
上記の手順で交配した結果、約2週間くらいで1つだけ結実していることを確認できました。
メス親の咲いている花に対して下から順番に雄しべを擦り付けましたが、結実した花は最初の1つだけです。やはり、雄しべと雌しべは1対1の関係が良さそうです。
ビギナーズラックの部分はあると思いますが、意外に交配のハードルは高くないのかもしれません。何事も経験しないとコツを掴めないので、皆さんも交配に是非チャレンジしてみてください。
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