軟葉系 ハオルチア の成長記録~まずは紹介~

ハオルチア育成記録

 こんにちは、にゃーたです。前回はハオルチオプシス属の成長記録を作成しましたので、今回は軟葉系 ハオルチア の成長記録となります。軟葉系ハオルチアはインドアプランツとしても人気で、透明な窓と様々な草姿から多くの人に愛されています。私は普及種しか保有していませんが、どれも綺麗な姿で、十分に所有欲を満たしてくれます。
 硬葉系ハオルチアの成長記録は下記リンクを参照ください。
 ※ちなみに、硬葉系ハオルチアがハオルチオプシス属に再編されたので、今は軟葉系=ハオルチア属となります。

Contents

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現在育てているハオルチア

 私は現在 11株を育てています。ホムセンとヤフオクで購入した苗がほとんどです。特にカクタスニシさん苗が好きで、ホムセンに入荷されるたびにチェックしています。

獅子寿

 私が一番最初に購入したハオルチアです。獅子寿は交配種ですが、種親は不明のようです。個人的な印象ですが、レツーサ系の血が入っていそうな雰囲気です。ホームセンターで半額300円で購入して、約1年育てています。購入して直ぐに直射日光の降り注ぐ場所に置き、「冬=水やり不要」を信じて水やりをほとんど実施しなかったためにガリガリとなりました。幸いにも枯れなかったので、Twitterのフォロワーさんから教えて頂いたビニール袋で夜間だけ覆う作戦で復活できました。

10月の様子

 ガリガリにした時の様子は下記の記事を参照ください。

エメリアエ(Haworthia emelyae)

 レツーサ系のハオルチアで、小さな三角形の葉をロゼット状に展開します。ホームセンターのドングリ鉢シリーズで売られていました。エメリアエも獅子寿と同様に日光+冬の断水が影響でガリガリの葉となりました。購入した当時は”日光に当てておけば大丈夫”という安易な考えだったので、同時期に購入した竜鱗もガリガリとなり、冬に枯らしてしまいました。
 エメリアエもペットボトルカバーで保湿することで春先に復活して、無事に夏も乗り切ってくれています。サイズは相変わらず小さいですが、思い出のある苗です。夏の水やりが控えめだったので、全体的に葉が凹んでいます。

10月の様子

桜水晶(Haworthia cooperi var.picturata)

 少し幅広の薄い葉をロゼット状に展開するハオルチアです。葉の先端の透明度が高く、日光に当てると葉脈が綺麗に見えます。下の写真は購入当時の桜水晶です。日光に透かしたハオルチアは多肉植物の中でもトップクラスの美しさと思います。

購入時の様子

 結構大きめの苗を購入したと思っていたのですが、意外に葉の枚数が増えていました。夏は日光から身を守るように、葉全体が成長点付近に集まるように閉じます。今のところ拗れは無いようです。

10月の様子

“ピクタ(川本大型x青木コントラスト) x ブルー13(小澤氏実生ピクタ) 実生苗

 カクタスニシさん苗のピクタです。ハオルチアは交配された園芸種が多いので、札に記載される親の名前がとても長くなる場合があります。購入したピクタはピクタの選抜同士を交配した実生苗のようです。購入時は緑色だったのですが、現在は濃い褐色となりました。焼けている色なのかもしれませんが、個人的には褐色の方が好きです。冬の間に凹んだ外葉は今も治っていません。交配親に使用したので体力的にも消耗が激しかったことが原因かもしれません。
 購入時の様子は下記リンクを参照ください。

10月の様子

ウィミー交配種 キングギドラ

 こちらもカクタスニシさん苗です。ピクタと同じホームセンターで購入しました。厚めの葉と大きな窓が特徴とのことです。名前買いの部分はありますが、葉のノギと厚みのある大きめの葉は見応えがあります。開花タイミングが同時期だったので、ピクタと交配させてみました。
 購入時の様子はピクタの項のリンクを参照ください。

10月の様子

ヘルバセア(Haworthia herbacea)

 ヤフオクで今年の2月終わりくらいに購入しました。出品されていた時の名称には”特選”と記載されていましたが、何が特選なのかは分かりません。購入当初はストレスカラー全開で葉が中心に縮こまった状態でした。そこから、春先までの辛めの水やりも重なり、梅雨くらいまで動きはありませんでした。葉自体は少し開いてきていましたが、現在も綺麗に広がっていません。
 中心付近は緑色で窓も見えているので、このまま何とか来年につなげたいところです。

10月の様子

スプレンデンス(Haworthia magnifica var.splendens)

 こちらもヤフオクで2月頃に購入しました。ピクタっぽいハオルチアが欲しいと思っていたところに安かったので飛びついた感じです。窓の条理と葉の色味は好きなので買って良かったハオルチアです。夏の日差しにも強くて、直射日光が多少当たったくらいでは焼けません。もしかしたら、色味で気づいていないだけかもしれませんが。。。

10月の様子

ベヌスタ交配種

 ヤフオクで購入した”ベヌスタ交配種”です。交配式が記載されていなかったのですが、送料無料で200円という安さとベヌスタ系が欲しかったので購入しました。ベヌスタらしいノギが出ていて、親の特徴は受け継がれていると思います。窓が小さいので少し残念です。

10月の様子

シンビフォルミス・グルートリバージョージ(Haworthia cymbiformis ‘Groot River Gorge’)

 グルート川沿いの峡谷で採取されたシンビフォルミスらしいですが、詳細は不明です。奥さんの友達がハオルチア好きということが分かり、お近づきの印の多肉交換で頂きました。ライトグリーンの葉と窓の条理が綺麗です。シンビフォルミス系はこれだけで満足するくらいに気に入っています。

10月の様子

万象・特選タイプCP(Haworthia maughanii)

 カクタスニシさん苗の万象です。万象がワンコイン+税で購入できるとは思わず、ホムセンで見つけた時は直ぐに手に取りました。カクタスニシさん苗は色々な名前が付いていますが、”CP”の意味は全く分かりません。園芸種名かもしれないですが、ネットの情報も上手く集められず、謎のままです。
 紋様は統一感無いですが、雲みたいな部分もあり、十分に鑑賞価値があると個人的には思っています。冬越しで凹ませないように、冬は室内管理にする予定です。

10月の様子

トルンカータ MBB386(Haworthia cooperi var.truncata)

 カクタスニシさん苗のF.N.付トルンカータです。MBB386は南アフリカのMagwai地方(?)で採取された個体を指すようです。オブツーサ系は原種を育ててみたいと思っていたので、カクタスニシさん苗で購入できたことはラッキーでした。密に生えている葉が可愛いです。夏に日陰に置きすぎたせいで少し徒長している気がします。

10月の様子

さいごに

 ハオルチアはコレクション性が高いので、いくらでも集めたくなりますね。来年の春は原種ハオルチアの実生もチャレンジしてみるつもりです。

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