100均サボテンの成長記録～冬を乗り越えて花が咲きました～ - にゃーたと多肉植物の奮闘録～値段は関係ない！～

　こんにちは、にゃーたです。今回は不定期開催の 100均サボテン成長記録となります。100均と記載していますが、サボテンはダイソーでしか購入していないのでダイソー産サボテンの成長記録となります。冬は断水してペシャンコだったサボテン達も春に成長を始めました。
　前回の記録は下記リンクを参照ください。

100均サボテンの育成記録～春が近づいて動きが出てきました～

今回は100均で購入したサボテンの記録です。基本的に冬は断水していて動きが無いことと100均のサボテンの追加が無かったことが重なり、前回紹介してから約3ヵ月経過していました。春が近づいて日中の気温が上がってきたのでサボテン達の水やりを始めたところ、直ぐに動きが出てきたので紹介したいと思います。

Contents

新しく購入した 100均サボテン

　前回の記事以降に新しく購入した 100均サボテン紹介します。購入したサボテンは２種類ありますが、どちらも普及種のサボテンです。

金烏帽子(Opuntia microdasys)

　バニーカクタスの愛称で知られているオプンチア属の金烏帽子です。黄色の刺座と緑の体のコントラストが可愛いサボテンで棘が全く痛くないのでサボテンの刺が苦手な人でも大丈夫です。ダイソーに定期的に入荷されていますが、ウサギのように見えた株があったので購入してしまいました。

金星(Dolichothele longimamma)

　キンセイは旧ドリコテレ属(現在はマミラリア属)のサボテンで、とても柔らかい体が特徴です。見た目も特徴的で大きな疣の先端に細い刺を持っています。長い中刺がありますが折れやすいので取り扱いに注意が必要です。下記の画像は購入して3日目くらいですが、成長点から新刺が見えてきています。

以前からの 100均サボテンの成長記録

ペインテリ(Mammillaria painteri)

　最初はマミラリア属のペインテリ(モンスト個体)です。前回の記事では3月に潅水を始めたところ、花芽が付いてきたことを紹介しました。それから約1ヵ月後には綺麗な花を咲かせてくれました。
　マミラリア属は小さな花をたくさん付けるようで、ペインテリもたくさんの花の蕾が出ています。ただし、綺麗に全ての花が咲いてくれることは無く、天気の微妙さも重なって下記が最も良く咲いていた時の写真となります。　白ベースの薄いピンクに濃いピンクのラインが入る花で、一斉に咲いたらとても綺麗だったと思います。花は満足したので次は群生株を目指して成長していってほしいです。

ヘキルリランポー玉(Astrophytum myriostigma var. nudum)

　２個あるヘキルリランポー玉は冬の間にかなり小さくなり、色も赤茶になっていました。潅水を始めても変化がしばらく無かったのですが、4月の終わりころから1つだけ少しずつ膨らみ始めました。
　もう１つは休眠明けに失敗して全く水を吸わなかったので水苔に置いてみました。水苔の効果は素晴らしく、１週間ほどで根が伸びてきて１ヵ月後には少し膨らんできたことも確認できました。
　ヘキルリランポー玉はまだまだ小さいので年末までに１周り以上成長して欲しかったのですが、少し厳しそうな雰囲気が出ています。

名無しのミニサボテン

　購入時からサイズが全く変化ないミニサボテンです。潅水しても反応が無く、植え替えてみても変化は出ていません。小さい株の方は枯れてしまいましたが、大きい株は根も一応出てはいたので枯れていないようです。サボテンは拗れると長そうなので気長に見守ろうと思います。

緋花玉(Gymnocalycium baldianum)

　潅水を始めて２週間ほどで花芽が１つ出てきました。それから更に２週間後にの５月初旬には花の頭がポッコリ見えるくらいまで成長してきました。下記画像の左側が花芽が出たときの様子で、右側が5月初旬の様子です。ギムノカリキウムらしい花芽の姿です。

　そこから徐々に成長して５月の終わりに花が咲きました。緋花玉という名前の通りに真っ赤な花を想像していたのですが、ピンク色の可愛い花でした。100均サボテンはハイブリッドが多いとのことですので、この緋花玉も何かのハイブリッドかもしれません。天気もそこまで良くなかったのか綺麗に開いてはくれませんでした。

牡丹玉(Gymnocalycium mihanovichii)

　緋花玉と同様に潅水から２週間ほどで花芽が出てきました。成長点付近の刺座から５個の花芽が出てきていて、一斉に開花したら見応えがありそうです。下記画像が花芽が出てきた時の様子です。

　花芽が出てきてから約１ヵ月後の6月初旬に１つだけ花が咲きました。天気の影響なのか中心部分は開いていませんが、綺麗なピンク色の花で良い感じにグラデーションが効いています。牡丹玉の花の色は白色～薄いピンク色まで色々とバリエーションがあるようです。交配も盛んに行われているので、この牡丹玉も純粋な牡丹玉では無いのかもしれません。