ダイソーで牡丹玉を購入!ギムノカリキウム 牡丹玉 の外見が異なる3種類も合わせて紹介します!

100均サボテンの育成記録

 明けましておめでとうございます、にゃーたです!2022年最初の投稿はダイソーで年末に購入したギムノカリキウム 牡丹玉 を紹介します。 真っ赤なサボテンとしてサボテン界で有名な緋牡丹という品種の斑無しバージョンが牡丹玉です。牡丹玉は緋牡丹と比べると地味な色に見えますが、観賞価値の高い見た目で人気があります。
 牡丹玉は自生地の違いにより外見が異なる2種類が存在します。棘座から生える棘が3本でゴツゴツとした外見のGymnocalycium mihanovichiiと棘座から生える棘が1本で肋骨のような模様を持つLB2178です。しかし、今回ダイソーで購入した牡丹玉は棘座から生えている棘の本数が5本となります。調べてみると、大きく分けて牡丹玉には見た目の異なる3種類が存在すると考えるようになりました。

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ギムノカリキウム属とは

 ギムノカリキウム属は蕾に特徴があります。蕾がツルツルの状態で隠されていません。鱗みたいな見た目の蕾が膨らんでいき、花が咲きます。蕾でギムノカリキウム属かどうかを判別できる人もいるようです。
 ギムノカリキウム属は全体的に小型な種類が多く、また流通量も多いので値段が手頃な品種も多いので気軽に手が出しやすいと思います。特に有名な緋牡丹と呼ばれる赤色や黄色に染まったサボテンは雑貨屋さんにも置かれていることがあり、お洒落な鉢に植えてインテリアの1つとして楽しめるようになっています。また、自身の体より大きい花を咲かせる緋花玉やカボチャみたいな見た目のペンタカンサなど特徴的な種類が多いのでコレクター感覚で色々なギムノカリキウム属を育てるのも良いですね。
 それでは、一般的なギムノカリキウム属の説明は以上として今回の牡丹玉について紹介していきます。

牡丹玉(Gymnocalycium mihanovichii)

 一般的に牡丹玉として認識されている見た目をしています。棘座から生える棘の数が3本で、陵が少しふっくらとしていて側面がゴツゴツと波打つように見えるサボテンです。紅葉すると全体的にチェリーみたいな深い赤色に染まります。
 自生地はパラグアイやボリビアといった南米方面で、木漏れ日のような日光を好みます。成長が進むにつれて本体が大きくなるのと反比例して根が弱くなるという困った特徴があるようです。根腐れに注意ということで、乾きやすい用土を使用する必要があります。

LB2178(Gymnocalycium mihanovichii LB2178)

 2000年ごろにパラグアイのとある地方で発見された種類です。棘座から生える棘の数は1本で少しカールしています。シャープな横陵を持ち、陵自体もエッジが効いていてサボテン本体の観賞価値が高いです。流通量は多いようですが、値段は通常の牡丹玉と比べて高く、気軽に手が出しにくいです。基本的な育て方は牡丹玉に準するようです。

ダイソー産 牡丹玉

 ダイソーで購入した牡丹玉です。品種名の札は当然のように付いておらず、”ギムノカリキウム属”という属名だけが書かれていました。もしかしたら、牡丹玉に似た品種や牡丹玉の交配種の可能性もありますが、色々と検索してみると牡丹玉であると考えています。

牡丹玉

 陵の形状は通常の牡丹玉に似ていますが、シャープさが少し足りない雰囲気です。また、棘の数も1つの棘座から5本出ていますので異なります。紅葉が進んでいますが、サボテン本体の色は似ています。そこで、緋牡丹と比べてみると棘の生え方や陵の形状が似ていることが分かります。私は緋牡丹の斑無しバージョンではないかと考えています。大量に出荷する場合は実生苗を使用していると考えた方が自然ですし、緋牡丹の種が全て斑入りとなるとは限らないです。緋牡丹は瑞雲丸系統とのことですので、牡丹玉と異なる部分があるのも納得できます。下記はTwitterで見つけた緋牡丹の画像ですが、陵の形状や棘の生え方がダイソー産牡丹玉と似ています。陵の形状や棘の生え方は瑞雲丸の特徴が出ているのかもしれません。

緋牡丹

番外編~麗蛇丸とも似ています

 ダイソー産の牡丹玉はギムノカリキウム 麗蛇丸と姿が似ています。Twitterで上から撮影された麗蛇丸を見つけましたが、ダイソー産の牡丹玉が緑色だったら区別がつかないと思いませんか?麗蛇丸もダイソーで売られていることがあるみたいですので、見つけたら購入して比較してみようと思います。

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