ユーフォルビア 姫キリン(Euphorbia Submamillaris)でユーフォルビア沼にハマりました。高価な植物と思われがちですが、意外に身近に売られています!

ユーフォルビア

 こんにちは、にゃーたです! ユーフォルビア という植物をご存じでしょうか?南アフリカ原産でとてもユニークな見た目の植物達の総称です。オベサ(Euphorbia Obesa)やホリダ(Euphorbia Horida)といった有名なユーフォルビアは園芸屋さんやホムセンで売られていたりするので、目にする機会もあるのではないでしょうか。見た目がサボテンに似ている品種もあり、たまにサボテンコーナーに置かれていることもあります。
 今回は私がユーフォルビアにハマるキッカケとなった 姫キリン を例にしてユーフォルビアについて紹介していこうと思います。現在は姫キリンを含めて3種類のユーフォルビアを育成していますが、面白そうなユーフォルビアが売られていたら積極的に増やしていく予定です!

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ユーフォルビア とは

概要

 ユーフォルビアはトウダイクサ科トウダイクサ属に含まれる植物の総称で、世界に約2000種以上が存在しています。トウダイクサは和名で英語ではEuphorbia(ユーフォルビア)と呼ばれています。日本で冬によく見かけるポインセチアもユーフォルビア属です。冒頭に”見た目がユニーク”と記載しましたが、ユニークな見た目をしていない品種もあります。今回は主に多肉植物の1つとして扱われている品種に限定してユーフォルビア属を紹介します。

主な種類

 ユーフォルビアとして市場に出回っている品種は大きく分けて”柱状”、”球状”、”根塊”、”タコもの”の4つに分類できます。”柱状”は柱サボテンのように柱状に成長するユーフォルビアです。見た目も柱サボテンに似ている品種が多く、サボテンに間違われることもあります。”球状”は球形に成長するユーフォルビアです。”球状”もサボテンに似ている品種があり、有名なオベサも球状に含まれます。”塊根”は根が肥大化するユーフォルビアです。”タコもの”は茎がタコの足のように八方に伸びて成長するユーフォルビアです。

”柱状” ユーフォルビア

  • ホリダ(Euphorbia Horrida)
  • 紅彩閣(Euphorbia Enopla)
  • 姫キリン(Euphorbia Submammillaris)
ホリダ(Euphorbia Horrida)

 全身が鋭い棘に覆われた有名なユーフォルビアです。サボテンと言われても納得するくらい見た目がサボテンに似ています。棘の付いたユーフォルビアの見分け方としては棘の付け根を確認します。付け根に棘座(アレオーレ)が存在していればサボテンです。棘の付け根に何も無くて植物の地肌から直接生えている場合はユーフォルビアの可能性が高いです(※ユーフォルビア以外の可能性もあります)。

ユーフォルビア ホリダ(Photo ACより引用)
紅彩閣(Euphorbia Enopla)

 ホリダと同様に全身が鋭い棘で覆われています。名前の通り赤い棘を生やすことが特徴です。

ユーフォルビア エノプラ
姫キリン(Euphorbia Submammillaris)

 私が購入した姫キリンは柱状に分類されます。群生するように株元から枝が伸びています。枝は緑色の凹凸で、頭頂部には葉っぱのような部分があります。鱗宝(Euphorbia Mammillaris)と呼ばれるユーフォルビアと良く似ていて、鱗宝の小型版のような位置づけと考えています。

ユーフォルビア 姫キリン

“球状” ユーフォルビア

オベサ(Euphorbia Obesa)

 突起の無い丸い体を持つユーフォルビアです。観賞価値の高い見た目で人気があり、綺麗な個体は高値で取引されています。成長すると株元が木質化してきますが、木質化した姿もお洒落で長く育てる醍醐味を味わえると思います。

ユーフォルビア オベサ (Photo ACより引用)
バリダ(Euphorbia Valida)

 雰囲気はオベサに似ていますが、太い枝のような棘が生えているユーフォルビアです。この棘は花が枯れた後の花柄が残ったものです。

ユーフォルビア バリダ

”塊根” ユーフォルビア

エクロニー(Euphorbia Ecklonii)

 小型の塊根を形成するユーフォルビアです。波打つ葉が特徴で、成長すると多頭になるようです。和名は鬼笑いと言います。少しいかつい雰囲気の中に可愛らしさが感じられるので付けられた和名かもしれません。

ユーフォルビア エクロニー
ステラータ(Euphorbia Stellata)

 大きい根塊と頭頂部からグネグネと生える枝が特徴的なユーフォルビアです。和名は飛竜と言います。グネグネと伸びる枝の様子が竜が飛び立つ姿に似ているところから名づけられたのかもしれません。

ユーフォルビア ステラータ

“タコもの” ユーフォルビア

カプトメデューサ(Euphorbia Capt-medusae)

 長い枝を四方八方から伸ばし、現地では枝の長さが1m近く成長することもあるユーフォルビアです。”タコもの”とはグネグネと長い枝を四方に伸ばすユーフォルビアの総称です。”天荒竜”という格好良い和名が付けられています。中心が根塊状で頭頂部付近から長く太い枝を伸ばす様子は天を荒らすほどの竜に似ていると思います。市場には余り出回らないマイナー種のようですが、近くのホームセンターで700円で売られていたところを購入しました。まだまだ小苗なので竜のような雰囲気は全く感じられません。

ユーフォルビア カプトメデューサ
イネルミス(Euphorbia Inermis)

 カプトメデューサと姿が似ているユーフォルビアです。表面が凸凹している枝を杯状に伸ばし、中心部は花が咲きます。人気のある品種で、タコものユーフォルビアの中ではSNSで育てているという投稿を目にすることが多いと思います。九頭竜という和名を付けられています。

ユーフォルビア イネルミス

育て方

 ユーフォルビアの育成で主に気を付ける点は下記の3点だと考えています。

  • 日光と風通し
  • 気温
  • 冬場の水やり

 ”日光”は当然のことですが”風通し”もユーフォルビアには重要です。ユーフォルビアは乾燥した地域に生息する種が多いため湿度を嫌います。湿度を低くして乾燥を促すためには”風”を循環させる必要があります。
 気温ですが、5℃程度の耐寒性と言われているので日本の冬は屋外で育成することは難しいです。秋の終わりごろから室内育成に切り替える必要があります。私は11月ごろに購入したので最初から室内育成です。室内育成の場合は”日光の当たる窓辺に置く”もしくは”植物用の育成ライトを使用する”などで日光不足に陥らないようにします。
 冬場の水やりですが、休眠期は基本的に水は不要です。しかし、ユーフォルビアの根は細くて弱いため完全に断水すると根が傷み、春ごろからの成長に影響が出るそうです。冬場も月に数回は表面を湿らす程度に水やりをして、根の痛みを防ぐ必要があります。水やりする場合は置き場所や天気を意識して、すぐに乾くような環境で実施します。

姫キリンの育成記録(11月~12月)

 姫キリンの育成記録です。購入時期は11月の終わりごろで、場所は近場のホームセンター(カプトメデューサと同じ購入場所)です。見切り品のような扱いで200円で売られていました。根本は少し木質化していましたが全体的に緑色で、根本付近から4本の子株?が生えてきています。先端に進むにつれて細くなっている部分があり、徒長している様子がうかがえます。

購入当時の様子

 室内育成で置き場所は南向きの窓辺で、1日5時間程度(10時~15時くらいまで)の日当たりです。平日は防犯の関係で窓を開けられないのですが、休日は窓を開けて外気を取り込んでいます。また、12月後半からは植物育成ライトを購入したので、夕方から植物育成ライトで日光不足を補っています。寒風と断水気味に育てている影響からか赤茶色の部分が増えてきました。似たようなユーフォルビアをネットで見たことがあり、根がダメージを受けているわけでは無さそうなので様子を見ていきます。水やりは月に2回程度で霧吹きで表面を濡らす程度としています。

表面が赤茶色になり始めた姫キリン

さいごに

 ユーフォルビアというと高そうなイメージですが、実は200円で売られていることもあります。ホームセンターで意識して探してみると、サボテンコーナーや多肉植物コーナーにユーフォルビアが紛れていることがあります。人気種やレア種は見た目も特徴的で購入欲をそそられますが、まずは手頃に始められる品種でユーフォルビア育成に慣れてみるのはいかがでしょうか。そして、ユーフォルビアの魅力に気づき、沼にハマることをお待ちしています!

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