硬葉系ハオルチア( ハオルチオプシス属 )成長記録~まずは紹介~

ハオルチア育成記録

 硬葉系ハオルチア( ハオルチオプシス属 )の育成記録を残していこうと思います。私は軟葉系のハオルチアから集め始めましたが、硬葉系のハオルチオプシス属の魅力に気づいてからは少しずつ購入しています。

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現在育てている ハオルチオプシス属

 以前は硬葉系と言われていたハオルチアはハオルチオプシス属として再編されたそうです。ハオルチオプシス属は「どれも十二の巻と同じでしょ?」と言われそうな気もしますが、魅力はハオルチア属に負けないと思っています。

九輪塔(Haworthiopsis reinwardtii var. chalwinii)

 小さい三角形の葉が塔のように積み重なるレインワーディの変種です。白い横線の模様が規則正しく並んでいます。ネットで調べると白い横線はもう少しドットに近い形状のようですが、販売名が”九輪塔”と記載されているので信じます。どちらかといえば、”鷹の爪(Haworthiopsis reinwardtii)”の方が近い気もします。
 5月に購入してから、外管理で昼~午後に日が当たるような環境に置いていましたが、葉焼けせずに締まった状態で成長してくれています。購入してから約5か月で子株が出てきました。縦に積み重なる系のハオルチアは群生株の方が見応えがあると思いますので、子株は外しません。

購入時の九輪塔(5/16)
根元に子株が出てきました(10/16)

五重塔(Haworthiopsis viscosa)

 九輪塔と同じように縦に積み重なるように成長するハオルチアです。五重塔の方が少し広がったロゼット状に積み重なります。葉は全体的にざらついた質感を持ち、少し折りたたまれたような形状です。少し徒長して外葉が伸びていますが、本来はもっと短い葉が規則正しく積み重なります。
 購入した時から子株が2つ出ていました。九輪塔と同様に群生株とするために子株は外さないで育成します。

購入時の五重塔(9/11)

竜鱗(Haworthiopsis venosa var.tessellata)

 ハオルチオプシス属のベノーサの変種で、竜鱗というカッコ良い和名を持ちます。竜鱗も縦に積み重なりますが、上記2つのように”塔”と呼ばれるような雰囲気まで積み重なりません。また、ハオルチオプシス属でありながら、格子状の窓が存在します。深い緑色の葉の表面に白い格子状の模様が出る様子は”竜の鱗”と呼ぶに相応しいと思います。
 私が購入した竜鱗は”美紋竜鱗”という札が付けられていました。格子が鮮明で、葉の表面を途切れることなく出ているので個人的には”美紋”に納得しています。また、葉がムチムチして詰まった状態で縦に重なっているので、草姿も美しいです。室内のLED環境下で育て、この状態をキープできるように努力します。

購入時の様子(10/)

さいごに

 軟葉系のハオルチアは”綺麗”、”可愛い”で人気ですが、硬葉系のハオルチオプシス属はカッコ良い系として人気が出ても良いと思います。私がハオルチオプシス属で次に狙っているのは”ニグラ”です。

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