ダイソーで購入した細葉系エケベリア育成記録~購入から11月まで~

100均多肉の育成記録

 ダイソーで購入した品種名無しのエケベリアについて、育成記録を付けていきます。100均の多肉植物は成長するのか?園芸店で売られているような綺麗な多肉植物に育つのか?という疑問はあると思います。私自身も100均の植物は「すぐに枯れる」や「綺麗に育たない」という印象を持っていました。
 しかし、多肉植物の事を調べていくと私の印象は全くの的外れではないかと考えるようになりました。そこで、実際に100均多肉植物を購入して育成記録を付けることで、私の考えが間違っていたことを確認してみたいと思います。私と同じように100円均で多肉植物を購入しようか悩んでいる方のお役に立てるよう、継続して育成記録をブログに掲載していきます。

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購入のキッカケ

 私が多肉植物を始めた頃、色々とネットでエケベリアについて情報収集していると1つのブログに辿り着きました。「やもまる夫婦はベランダで多肉まみれ」というブログです。ベランダで多肉植物を育成されながら多肉植物の事について色々と記事にされているのですが、私は「100ショップで購入できる多肉植物の名前一覧」という記事を見てとても驚きました。なぜなら、私が想像している以上に様々な品種の多肉植物が販売されていて、ホームセンターや園芸店で売られているような多肉植物と遜色が無いことを知ったからです。
 私は100均の植物は「安かろう悪かろう」というイメージで枯れやすいと考えていたのですが、この記事を見てから「育て方をしっかりすれば十分に鑑賞価値のある植物に育つ」と思うようになりました。そして、ダイソーに用事があって家族で買い物に行った際に見つけたのが、今回紹介する細い葉のエケベリアでした。「エケベリア」という札しかついていなかったので品種名は分からなかったのですが、ブログを見ていた私は「あれかな?それとも、これかな?」と色々と名前を予想しながら、直観で状態が良さそうと感じた子を購入しました。
 下の写真は購入時の姿です。購入するときは気づかなかったのですが、株本から子株が出ていました。深い緑色で外側の葉は全体的に下を向いて広がっています。購入時の予想は「エレガンス」でした。

購入時の様子(9月中旬)

9月の様子

 購入してから1週間ほどは自室に置いていたのですが、思いのほか日光が入らなかったため南側の窓際に移しました。窓際に移してからは成長点の周囲の葉が立ってきて、葉先が少し色づいてきました。このとき、日光の大切さを改めて感じました。店舗に置かれているときは日光は一切当たらない環境ですので、日光にしっかりと当てることで本来の姿が少しずつ現れてくることを実感しました。
 一方で、外側の葉は変わらず下を向いたままで、葉も柔らかい状態が続いていました。水は鉢底から少し水が出る程度を週1回あげていましたので、これから外側の葉も上向いてくるだろうと考えていました。

窓際に置いた後の様子

10月の様子

 10月に入ってからも窓際に置いた状態でした。日光は1日に数時間しっかりと当たるので十分だと思っていたのですが、エケベリアに変化は余り無く、成長が停止しているように感じました。私は「何か足りないのだろうか」と考えていたのですが、特に答えのないままでした。
 悩んでいる間でも多肉植物をいくつか購入していて、南側の窓際に置き場所がなくなってきたことをキッカケに小さなビニール温室を購入しました。そして、ビニール温室を南側のウッドデッキの上に置いて、多肉植物は全て入れました。日中はビニール温室は開放して風通しを良くして、夕方は冷えないように閉じるようにしました。
 そうすると、驚くことに2日ほどでエケベリアの葉先が赤く染まり、成長点付近の色が変わり始めました!少し粉を纏ったようになり、全体的に葉が立ってきています。室内よりも気温差が大きくなったことでエケベリアの紅葉スイッチが入ったのだと思いますが、室内よりも室外で育てる方が良いことを学びました。多肉植物には「日光」と「風」の両方が重要という知識はありましたが、身をもって実感できました。

ビニール温室に置いた後のエケベリア

11月の様子

 11月になると少しずつ夜の気温が低くなりましたが、日中は暖かい日が続いていたので週1回の水やりを続けています。エケベリアは成長点に近い部分とそれ以外で葉の様子が大分異なるようになりました。上記のビニール温室に置いた時の写真と比べると、白くなった葉以外は柔らかく痛んでいるような様子です。しかし、成長点付近は成長を続けていて新しい環境に慣れた葉をドンドン出しているように感じます。外側の古い葉が無くなり、環境に慣れた葉に代わると雰囲気はかなり変わりそうです。 本格的な冬が始まると成長は止まると思いますが、来年の春が今からとても楽しみです!

外側は痛んでいますが、中心付近はしっかりとしています。

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