ドルステニア フォエチダ錦 (Dorstenia foetida variegate)の実生記録です。種子親が斑入りとなります。Twitterで企画された種ガチャ交換会の4回目に参加した際に頂いた種子を播種しました。
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実生に使用した用土
3号くらいのプラ鉢に鉢底石を敷き、普段使用しているミックス用土を入れて、表層の1cm程度を赤玉細粒+ピートモス(少量)の混合用土としました。ピートモスを入れた理由は水持ちを良くするためです。しばらく植え替えをしないつもりで通常使用しているミックス用土を入れているので、発芽したての時の根を守るために水持ちを良くしようと考えました。
播種から発芽
日中の気温が20℃を超えてきたので夏型もそろそろ適温と思い、6月5日に6粒播種しました。プラケースにプラ鉢を入れて、腰水状態で密閉しました。日中は日が当たるようにして、室内の窓際に放置しました。
播種から2週間ほど音沙汰が無かったのですが、6月24日に1つ目の種子が発芽しました。夜間は15℃くらいまで下がることもあったので、気温差が大きいために発芽までに時間を要したと思われます。
7月までの様子
1つ目の発芽から直ぐに2つ目も発芽して、2週間ほど経過しました。下の写真は7月12日の様子です。葉が何枚か展開して、斑入りの葉も出てきています。
2つ目以降は発芽する気配が無く、播種から1ヶ月経過しているので2/6で終了かと思っていました。しかし、上記の写真から数日後に追加で2粒発芽しました。下の写真は7月18日の様子です。写真上部の2つが追加で発芽した苗となります。
その後に、更に追加で1粒発芽して合計5粒発芽となりました。播種から1ヶ月半経過していて、種子も土に埋もれていたのですが、適温の状態が続くと発芽するようです。発芽しないからと早々に植え替えすると残りの発芽チャンスを失いますが、どこまで引っ張るかは難しいですね。
今回は播種したタイミングが早すぎて適温が安定して継続しなかったために発芽がズレたと思います。ドルステニアは25℃以上を安定して保てる環境を確認してから播種した方が成績は良いように感じます。
下の写真は7月27日の様子です。最初に発芽した左下と真ん中の苗は斑入りの葉が増えてきています。茎部分も少し膨らんできて、とても小さな塊根を形成してきています。
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