こんにちは、にゃーたです。前回から3ヶ月程経過しました。夏真っ盛りの ハオルチオプシス 達の様子を紹介します。記事で紹介している株は全て室内管理です。屋外管理している株は後述しますが、結構ボロボロの状態で紹介を躊躇われるからです。
前回の記事は下記リンクをクリックください。
ハオルチオプシス達はハオルチアに比べて葉がしっかりしているので、夏に強そうなイメージがありました。しかし、暑くなり始めた6月末~7月までに3株のハオルチオプシスを枯らしてしまいました。
枯れた原因を考えてみると、下記の仮説が出来ました。
① 暑くなり、根の水を吸収する勢いが減ってきた。
② 一方で、用土の乾燥が早くなってきた。
③ 「まだ大丈夫だろう」の精神で3~4日に1回の頻度で水をあげていた。
④ 用土の高湿度+高温で根が腐り、枯れてしまった。
③については、日中に25℃を超えるような日が出てきても夜間 or 早朝に水をあげていました。外に置いているハオルチオプシス達は午後になると直射日光は当たらないので、意外に快適に過ごしているのでは考えていたからです。しかし、実際には休眠に向かっていて、枯らしてしまったのだと思います。用土が乾いても水やりの頻度は落とす方が安全ですね。。。
屋内管理している株は暑くても通気性があるためか、普通に水やりして問題は起きていません。一般的にも言われていますが、風通しは重要な要素と思います。
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新規のお迎え苗
ハオルチオプシス アルカナ(Haworthiopsis limiforia var. arucana)
リミフォリアの変種アルカナです。リミフォリアと比較すると、模様が少なくて全体的にツルっとした質感の葉を持っています。アルカナは以前から探していたのですが、なかなか出会う事が無く、Twitterでご連絡を頂いた方から購入させて頂きました。
通常時は深い緑色の葉ですが、冬になると銅のような色味に紅葉します。雰囲気が変わり、一気に渋カッコ良いハオルチオプシスに変身します。花芽が2本出てきたのに、どちらも途中で枯れてしまって残念です。
ハオルチオプシス 冬の星座錦 x コエルマニオルム
ハオルチオプシス同士の交配です。薄いですが、メス親の斑を引き継いでいました。胴切り株のようで購入した時は3頭仕立てだったのですが、成長に影響が出てくるため、3つに分解しました。
写真の株は元の根を引き継いだ子です。残り2頭は根無し株となりましたが、水に浸した山コケに1ヶ月くらい放置していたら発根しました。
ハオルチア コンプトニアーナ x ベノーサ(コンベノーサ)
こちらはハオルチアとハオルチオプシスの交配です。コンプトニアーナは大きな窓を持つハオルチアの人気種で、ベノーサは短い三角形の葉を持つハオルチオプシスの普及種です。まだ特徴が余り出ていなくて締まりのない株ですが、成長が楽しみな株です。
カクタスニシさんの作出された苗にも同じ交配式があり、そちらはベノーサの窓模様の特徴が良く出た渋カッコ良い苗です。
育成記録
アストロロバのハリー’銀角’とスキンネリはゆっくりですが成長しています。ハリーは環境が変わった影響なのか、1枚だけ葉の一部が瘡蓋のように痛みましたが、今は回復して調子は悪くなさそうです。葉の立体感が増して、1つ1つの葉に厚みが出てきたように思います。
スキンネリは葉の数も高さも変化していないように見えますが、前回の記事と比較すると1段増えていることが分かりました。葉の模様は相変わらず美しいです。
ミニマ ‘秋天星’は大きくなりましたが、葉が伸びただけのようにも思います。徒長しているようには見えないので、大人の姿に変貌してきていると前向きに考えます。
最後に
ツリスタの種子を播種しましたが、1週間くらい経過しても発芽する気配がありません。ハオルチアの種子は1ヶ月くらい寝ていることもあるようなので焦ってはいませんが、サボテンの発芽と比較すると時間がかかるので、少しヤキモキしています。
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