こんにちは、にゃーたです。今回は1月にホムセンで購入した ハオルチア を紹介したいと思います。これまでに、”竜鱗”、”エメリアエ”、”獅子寿”という3種類を購入していて、”竜鱗”は根腐れで★となりましたが軟葉系の2種類は冬の寒さに耐えながら室内で育成しています。前回の記事の最後にも書きましたが、植物育成ライトを購入してユーフォルビアを含む数点の苗は育成ライトのみで育成しています。5cmくらいの位置で約20000ルクス程度(簡易照度計での計測)なので強光ではありません。冬場は問題ないと思いますが、春~秋は少し物足りなくなりそうです。そこで、年間を通して室内オンリーで育てられる植物を集めようと思い、ハオルチアを選びました。
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昨年から保有していたハオルチア
昨年から保有していたハオルチアは”獅子寿(ハオルチア レツーサ交配種)”、”エメリアエ(Haworthia Emelyae)”、”竜鱗(根腐れで★)”です。詳細は過去のブログをご覧いただければと思います。最初は直射日光に慣れるだろうと考えて日光にガンガン当てていたのですがガッツリ葉焼けしたので室内で療養中です。。。
1月に購入した ハオルチア
1月に購入したハオルチアを紹介します。2つ購入したのですが、どちらも購入場所はホームセンター(ジョイフル本田)でカクタスニシさんが育成された苗です。
ハオルチア ウィミーとハオルチア レツーサの交配種と言われているハオルチア キングギドラです。札には”ウィミー交配美種 キングギドラ”と書かれています。大きな葉と窓が特徴で、葉の縁に細かい毛みたいな”ノギ”が存在します。長らくホームセンターで放置されていたため葉は凹んでボロボロでしたが、葉が復活したら見応えのある窓が現れることを期待しています。
ハオルチア ピクタ(Haworthia Picta)です。購入した苗はピクタ同士の交配種で、”ピクタ(川本大型x青木コントラスト) x ブルー13(小澤氏実生ピクタ) 実生苗”と書かれています。「川本大型」は川本氏が作出した大型ピクタ、「青木コントラスト」は青木氏が作出したコントラストという名前のピクタという意味です。「ブルー13」は括弧に記載の通り、小澤氏が作出したピクタとなります。葉が大型かつ厚みがあり、葉表面の白い点と黒い条理のコントラストが良く分かるので、交配親の特徴は受け継がれているようです。この苗がワンコイン(特価品ではありません!)で購入できるのでカクタスニシさんには頭が下がる思いです。
ハオルチア の原種?紹介
ハオルチアは交配が盛んで、趣味家が理想とするハオルチアを色々と作出しています。品評会が開催されて、品評会で有名となった趣味家が育てた株が”XXX氏”という名前付きで売られています。基本的にホームセンターや園芸店で販売されている株は交配種が多いと思います。また、同じ品種同士を交配して特徴がより濃く出た株を選抜していく選抜種というのも売られています。
ここでは、学名の付いている原種のハオルチアを紹介します。原種のハオルチアも交配種並みに数が多いので有名な品種に絞って記載します。
ハオルチア オブツーサ(Haworthia cymbiformis var. obtusa)
ハオルチア=オブツーサというくらいにとても有名なハオルチアです。窓部分が丸く膨らんでいて、透明な窓に光が入るとキラキラと光るように見えます。様々な交配種や選抜種が存在します。
ハオルチア レツーサ(Haworthia retusa)
ハオルチアの普及種です。葉の表部分にのみ窓が付いていて、葉先が反り返るように成長していきます。レツーサのように葉先が反り返るように成長するハオルチアは多く存在します。
ハオルチア ピグマエア(Haworthia pygmaea)
葉先に三角形の窓を持つハオルチアです。ザラついたように見える窓が特徴です。
ハオルチア スプレンデンス(Haworthia magnifica var.splendens)
ハオルチア マグニフィカの変種です。原種・交配種共に高めの価格帯が多い人気のハオルチアです。窓部分に縦に伸びる条理が入ります。窓の模様がピクタと似ていて、交配も盛んに行われているようです。
ハオルチア コンプトニアーナ(Haworthia emelyae var.comptoniana)
ハオルチア エメリアエの変種です。葉先に艶のある三角形の窓があり、窓に入る白い条理が特徴です。販売されるときは”コンプト”と略されている場合も多いです。
ハオルチア コレクタ(Haworthia correcta)
ツヤのある窓と窓に入る幾何学模様が特徴のハオルチアです。
さいごに
ハオルチアは自分の好みの株を集めていくコレクター的な要素が強いですが、自分で理想とする個体を作出する交配の楽しさも味わえると思います。ハオルチアだけで一生の趣味にできそうなので、長く続けられるように育成環境を試行錯誤して整えていきます。
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