こんにちは、にゃーたです。今回はダイソーから仕入れた エアープランツ を紹介します。ダイソーは多肉植物や観葉植物を取り扱っていて、ダイソー パトロールという言葉が生まれたくらいに様々な種類が入荷されます。数ある種類のなかで、「水やり不要」・「インテリアに最適」という謡い文句で売られている植物がエアープランツです。実際は「定期的な水やりが必要」・「日光と風が大事」という謡い文句とは真逆の育て方が必要となりますが、気軽に始められる印象が強いのか様々な種類のエアープランツがダイソーに入荷されます。
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エアープランツとは
エアープランツは流通名で学名はチランジア属となります。
- 科名・属名:ブロメリア科チランジア属
- 原産地:南~中央アフリカ
- 特徴1:葉から水分や栄養を摂取する
- 特徴2:他の樹木に着生する植物で、根の主な役割は本体を支えること
- 特徴3:トリコームと呼ばれる白色の産毛が生えていている種類もある
銀葉種と緑葉種
エアープランツは「銀葉種」と「緑葉種」に分けられます。
「銀葉種」
葉がトリコームで覆われていて、トリコームが空気中のわずかな水分を吸着させるので
乾燥に強いです。また、トリコームで葉の表面が保護されるので直射日光にも強いです。
「緑葉種」
葉が緑色で、トリコームが無いために銀葉種と比べて乾燥に弱いです。
水を好む性質の種類が多く、銀葉種より水やりの頻度を多くする必要があります。
水やり
エアープランツの水やりは定期的(2,3日に1回程度)な霧吹きと月1回程度の水浴びです。霧吹きで水をあげる場合は気温に注意してください。日中の気温が高い場合、朝に霧吹きで水をあげると乾く前に水分が蒸発してエアープランツが蒸れてしまいます。
水浴びはボール等に貯めた水にエアープランツを放り込むことです。水浴び後は完全に乾くまで日陰でエアープランツを休ませます。水浴びは自生地のスコールのようなイメージなのかなと思います。
植え方・置き場所
エアープランツは着床植物のため、流木などにワイヤーで固定する方法が一般的です。成長に従って根が出始めて、流木に絡みつきます。置き場所は「日光」と「風通し」に気を付けて、明るい日陰の屋外が良いと思います。耐寒性は低いので冬場は室内に取り込みます。
私は100均で購入したステンレスの小物置きに針金で固定しています。そして、ベランダの多肉棚にひっかけています。4月からは雨の日以外は夜間も屋外に置いたままです。現在のところ、調子は良さそうです。
ダイソー エアープランツ
ダイソーで購入したエアープランツを紹介します。全部で7種類となります。
銀葉種の普及種であるハリシーです。株全体に白いトリコームが生えていて、葉をロゼット状に展開します。葉は固く、力を加えると折れてしまいそうな雰囲気なので落下には注意が必要です。
銀葉種のベルティナです。トリコームの生えた葉をロゼット状に展開します。ハリシーと比べると葉が柔らかく、しなやかなです。
「チランジア」タグで売られていたエアープランツです。親は不明の交配種で、細長い葉を四方に伸ばしています。過去のダイソー販売情報と見た目から”ムーンライト”と予想しています。
「チランジア」タグで売られていたエアープランツです。株元から細い葉を四方八方に伸ばしていて、ウニのような見た目なことから”フクシー”と予想しています。葉先が枯れやすいようで、他のエアープランツより葉水を多めにあげています。
「チランジア」タグで売られていたエアープランツです。葉先がクルクルしていて、株本はとても細いです。フクシーと同様に葉先の枯れが確認できます。品種名の予想が全くできなかったので、”チランジア”として銀葉種と同じ感覚で育てようと思います。
「チランジア」タグで売られていたエアープランツです。細く纏まった葉と株元の雰囲気から”メラノクラテル”と予想しています。メラノクラテルは”半タンク”タイプで株元に水を貯えることができます。そのため、株元が少し特徴的です。
大きめサイズが入荷されていて、購入した1週間後にダイソーに再度行ってみたら5個くらい残っていたメラノクラテル?は全て売り切れていました。
緑葉種のブラキカウロスです。見た目がベルティナに似ていて、水に濡れた状態では見分けることが難しいです。「植え方・置き場所」の項に掲載している写真の真ん中がブラキカウロスで右下ベルティナです。
緑葉種でタンクタイプのブルボーサです。株元がメラノクラテルと似ています。緑色の綺麗な細い葉を持ち、葉は色々な方向に伸びていきます。ウネウネした葉はカブトメデューサエと似ています。水と湿度を好むので、私は小さなプラ鉢に水コケで植えています。
さいごに
ダイソーは多肉植物以外に興味は無かったのですが、1つ購入した後は3か月程度で7種類までに増えました。ダイソーが色々な種類を入荷してくれることも増えた要因の1つですが、一番の理由は生態の面白さです。特殊な生態を持つ植物は育てると同時に知識を蓄えられるので良いですね。
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