こんにちは、にゃーたです。今回は100均 エケベリア の2021/12月~2022/01月の育成記録となります。12月、1月と寒波と突風により、屋外の簡易ビニール温室にいる多肉達は大ダメージを受けました。特に突風は簡易ビニール温室が吹き飛ばされるレベルであり、年末年始にかけて2回も吹き飛ばされたために多肉達にはとても可哀そうな事をしました。現在は簡易ビニール温室内の多肉はほぼ全滅という状態です。突風被害の後に屋内に移動した子はダメージを負いつつも現在も持ちこたえています。また、1月も後半に入ると100均に入荷される多肉の種類が増え始めて、色々と新しい出会いがありました。
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簡易ビニール温室の倒壊
12月の後半、そろそろ年末休暇になるかなという頃の平日です。夜の9時ごろに帰宅して駐車場に車を止めようとしたとき、駐車場の後ろ側に何かが倒れていることに気が付きました。「何だろうなー」と思いつつ、バックで駐車場に車を入れて段々と近づいていくとハッと気づきました。
簡易ビニール温室が横倒しで倒れている。。。
駐車場から簡易ビニール温室を置いているウッドデッキは2mくらい離れています。普段は駐車場から見えない位置にあるはずの物が落ちていて、最初は誰かのイタズラかと思いました。しかし、車から降りると倒れている理由が分かりました。台風並みの突風が吹いていたのです。暗闇の中、温室から吹き飛ばされた多肉達と鉢を必死に集めました。しかし、風が強く、多少雨も降っていたのでじっくりと集めている時間がありませんでした。朝になり、改めて探してみると凍って萎れた「細葉系エケベリアの子株」と「ヤマトヒメ」を見つけました・・・。自然の力は凄まじいですね。救出できた子の中でダメージの大きそうな「細葉系エケベリア」と「マミラリア ペインテリ」を室内に移動させました。
簡易ビニール温室の倒壊は風対策を十分にしていなかった事が原因です。設置場所的に紐で固定するのが難しかったのですが、少し風が強いなと思う日でも安定していたので大丈夫と判断していました。1回目の教訓から重しをしっかり乗せようと考え、3段目の一番下に重し代わりに多肉用の土の袋を置きました。
2度目の倒壊
前回の対策以降は風の強い日は無く、正月を迎えました。今年の正月は実家で3泊する予定だったので、正月に家を出発して4日に帰宅しました。4日の昼過ぎに駐車場に車をバックで入れようとすると、また駐車場の後ろに何かが倒れていることに気が付きました。今回は一瞬で簡易ビニール温室が倒れていることを理解しました。家を空けている間に強風が再度吹いたようです。倒れてから1日以上経過しているようで、温室に入っていた多肉達はほぼ萎れている状態でした。どの子も葉が黒くなり、萎れて水が抜けた状態で落ちていて復活は絶望的でしたが、まだ見込みがありそうな子達は植え直しました。
結局、1回目と同様に風対策が足りていないことが原因でした。今後も外で多肉達を育てていくことを考えると風対策は必須です。3度目を起こさないために設置場所をベランダに変更しました。ベランダは日当たりが少し微妙なので避けていたのですが、ベランダは1mくらいの壁で囲まれているので風の心配はありません。根本的に対策できるまではベランダ育成を続けていきます。
新たな出会い
12月は100均の多肉入荷が少なく、1月に入ってからも余り変わり映えのしないラインナップだったのですが、1月の後半から少しずつ見かけない多肉が入荷されるようになりました。春に向けて少しずつ入荷が増えていく時期なのかもしれません。ここからは、2度の倒壊後に新たに購入した100均多肉を紹介します。
キャンドゥで購入したエケベリア属のオウンスロー(Echeveria ‘Onslow’)です。購入時は薄い緑色の葉ですが、紅葉するとピンク~オレンジ色に染まる綺麗な品種です。子吹きも良さそうでネットで調べると群生株も見つけることができます。
ダイソーで「クラッスラ属」という札の付いていたクラッスラです。徒長していて元の姿は全然想像できないですが、葉の縁に斑が入っているように見えたので購入しました。花月錦だったら嬉しいですが、普通の花月の可能性が大きそうです。
キャンドゥで購入したグラプトベリア属のオリビア(Graptoveria ‘Olivia’)です。オウンスローと同様に群生株を形成しやすいようです。購入時は深い緑色の葉でしたが、数日で中心部の葉先が赤くなりました。
ダイソーでとても徒長していた名無しのエケベリアです。少し角ばった葉の雰囲気がルンヨニーに似ていたので購入しました。本来のルンヨニーはロゼット状に白い葉が展開されて綺麗な品種です。余りにも徒長していたので、胴切りして2つに分けました。
以前にも購入して冒頭に記載した温室倒壊により★となったアガボイデス系エケベリアを再度購入しました。成長した姿がどうしても見てみたかったので、同じ種類が再度入荷されていてラッキーでした。
エケベリア エレガンスとエケベリア アガボイデスの交配種であるギルバです。ダイソーで購入しました。エレガンスの薄い葉色とアガボイデスの尖った葉の形状が特徴です。また、葉裏に光を当てるとラメが付いているように見えます。購入したギルバは状態が良さそうで徒長は余りしていなく、葉の縁が赤く紅葉していました。
”クラッスラ”という札が付いていたダイソーで購入したクラッスラです。葉の形状や生え方からクラッスラ ムスコーサと思います。同じような見た目に”青鎖竜”という和名のCrassula lycopodioidesがありますが、青鎖竜の方が茎が太く、葉が茎に張り付いています。
塊根植物のアデニウム オベスムもしくはアラビカムです。ネットではダイソニウムと呼ばれています。実は以前にもダイソーで購入しているので2つ目となります。100均多肉植物の中ではレア品種と思います。とても小さい苗なので塊根部は形成されていませんが、挿し木苗の場合は塊根が大きくならないようです。値段を考えると挿し木の可能性もあるので、塊根部が大きくならなくても仕方ないと思っていた方が心配が減りそうです。
生き残った細葉系エケベリア
生き残った細葉系エケベリアの様子です。水を控えめにしていたので小さくなっていて、倒壊時のダメージで葉先の爪はボロボロですが、かなり雰囲気が変わりました。白色の葉に葉先の爪が赤く染まっています。葉表に少し緑色が残っていますが、今後の成長で消えていくのではと思っています。春の成長が楽しみです。
さいごに
多肉育成を始めて最初の冬ですが、冬の開始から育成環境を考えさせられる結果となりました。2月もまだ寒い日が続きますので、来年につなげられるように冬対策を続けていきます。
また、1度目の倒壊の後に、室内の育成環境も構築していこうと考えて育成ライトを購入しました。こちらも別の機会に記事でご紹介したいと思います。
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